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2011-12-22 16:00
その他
日本の未来はどうなる?再生可能エネルギーの将来は? 「第4の革命」トークイベント
再生可能エネルギーシフトの可能性に関するトークイベント
再生可能エネルギーの将来性を探るドキュメンタリー映画『第4の革命−エネルギー・デモクラシー』が12月17日に公開された。会場のヒューマントラストシネマ渋谷では公開後、環境エネルギー政策研究所長である飯田哲也氏のトークイベントが行われ、日本のエネルギーに関する未来についての熱いトークが展開された。トークイベントで飯田哲成氏は、「『第4の革命』で描かれているのは世界の現実であり、日本も将来的に実現可能である」と述べた上で、福島第一原発事故は、間違いなく世界史に残る地球規模の事故。スリーマイル島とチェルノブイリの2つの事故同様に、その後の歴史を劇的に変えていくだろうと予測した。
エネルギーシフトには強力なリーダーシップが必要
さらに飯田氏は、「今後、より安全なエネルギーを作っていくためのコミュニケーションとして、政治や地域社会作りが重要。その背景には映画に登場したドイツの政治家ヘルマン・シェーア氏やデンマークの研究者プレベン・メゴー氏といった、パイオニア的な人物が必ず存在する。哲学とビジョンを持った政治家や専門家たちが強いリーダシップをもって自然エネルギーベースの社会を作るための牽引力にならなければ、現実の社会は変わらない」と力説した。また福島事故については、「使用済み核燃料の問題など、今後数百年にわたる大変な処理になると思う。こういう事態に陥ったことを単に捨て石にするだけでなく、未来のための新しいエネルギーを作りの踏み台にしていくことが大切だ。事態を収束させていく混乱の中で、未来をしっかり築いていく方向性をみんなで考えて次世代に繋げよう」と呼びかけた。
来場者の関心高く、積極的に発言
飯田氏のトーク後は、質問のために数名から手が挙がり、上映&イベント後のアンケートでも、来場者のほぼ半数以上が回答するなど、“再生可能エネルギー”への関心の高さを伺わせた。アンケートでは「再生可能エネルギーが従来へのエネルギーの代替とすぐにならないことが再生可能エネルギーを促進するやる気を失わせてはいけない、というヘルマン・シェーア氏の言葉が印象的だった。」
「今日本が抱えている、格差・貧困・若者の自殺率の高さ、原発、すべての問題を解決するためのヒントが詰まった素晴らしい映画でした。 絶望している若者たちに是非観てほしいです。」
「マリでの青年の活動が印象的だった。途上国での電力導入のもつ可能性は大きいと感じた。」
「今日本が抱えている、格差・貧困・若者の自殺率の高さ、原発、すべての問題を解決するためのヒントが詰まった素晴らしい映画でした。 絶望している若者たちに是非観てほしいです。」
「マリでの青年の活動が印象的だった。途上国での電力導入のもつ可能性は大きいと感じた。」
など多数の感想や意見が寄せられた。
外部リンク
第4の革命 – エネルギー・デモクラシー
http://www.4revo.org/
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