2011-12-14 18:00
電気自動車
米ウォルマートにEVチャージステーション実現へ

エコタリティとウォルマートが提携
エコタリティ(Ecotality)は民間企業と行政レベルで推進しているEVプロジェクトの一環として、およそ10店舗のウォルマートにEVチャージステーションを設置することを発表した。エコタリティはサンフランシスコに本社を置く、クリーンエネルギーによる輸送とそのテクノロジーの開発を手がける企業。低価格を追求し、持続性エネルギーのリーダー的存在のウォルマートは、理想のパートナーと意欲的だ。
買い物の間に充電できる利便性を重視
エコタリティは自社ブランドのブリンク(Blink)・チャージステーションを、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン各州の指定されたウォルマートの店舗に設置する。
これらの店舗は交通のパターン、地域性、輸送ハブ、ウォルマートからのガイダンスなどから考慮して決められた。EVドライバーはウォルマートで買い物している間に、待ち時間を気にせずに充電できるのが魅力だ。
このブリンク・チャージステーションはスマートフォンやクレジットカード、RFIDカードなどから支払いができる。またブリンクのメンバーシップに加入すると、チャージの予約やレート割引などの特典がある。

EVプロジェクトのパイオニアとして
エコタリティはEVプロジェクトのプロジェクトマネージャーであり、今後6つの州の18の主要都市とワシントンDCで、14000台ものEVチャージステーションを設置する計画がある。このEVプロジェクトはエネルギー省の管轄の下、民間企業がパートナーとなり、クリーンエネルギーへの代替を推進していく。パートナーには北米ニッサン、シボレーなど自動車メーカーも名前を連ねる。
外部リンク
エコタリティ
http://www.ecotality.com/
EVプロジェクト
http://www.theevproject.com/
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