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車の運転に際して、制限速度を守り、加速・減速を穏やかにする“エコドライブ”を心がけたら、どれほど燃費は向上するか。その興味深い実験調査を沖縄県公衆衛生協会が実施した結果、実に平均18％の燃費の改善が見られたという。琉球新聞が13日、報じた。18％の燃費改善は、車両1台につきCO2排出量を年間で344.6Kg削減できる数字だ（年間1万km走ると仮定した場合）。

今回の調査は、沖縄県が取り組んでいる温室効果ガス排出抑制計画の一環として、同協会が県から「2011年度エコドライブ普及促進事業」を受託して実施したもの。エコドライブインストラクターを育成、エコドライブ教習会を実施して、エコドライブの普及に努めた。これまでに、受講者は延べで67団体、約1400人。教習の前と後で実際の走行状況を調査した。

教習後、燃費を30％以上改善したドライバーもおり、

という意見もあったという。1年間エコドライブを行うとガソリンは148.6リットルの節約になる（18％の燃費改善、走行距離年1万kmで試算）。

交通環境対策やバリアフリー推進事業を展開する交通エコロジー・モビリティ財団は、エコドライブについて10のポイントを勧めている。

こうしたポイントに気をつけて、エコロジー＆エコノミーな運転を！

外部リンク

琉球新報：エコドライブで燃費１８％改善　県予測も上回る
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186193-storytopic-1.html

交通エコロジー・モビリティ財団：エコドライブ10のすすめ
http://www.ecomo.or.jp/environment/ecodrive/ecodrive_susume.html