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2012-01-28 11:00

太陽光発電

米ソーラーフロンティア、150MWのソーラーパネルを納入

ソーラーフロンティア
米ソーラーフロンティア、150メガワット分の契約を結ぶ
米カリフォルニア州、サンタクララで1月23日、ソーラーフロンティアがカリフォルニア州の太陽光発電所に使用するためのCIS系超薄型ソーラーパネルを合計150メガワット分納入するという契約を、フランス電力庁(Électricité de France= EDF)の子会社、enXcoと交わした。


ソーラーパネル設置の手順
カリフォルニア州にあるカーン郡で開催されたソーラープロジェクトのために、昨年に26メガワット分のソーラーパネルが納品された。
今回でCIS系ソーラーパネルが設置が完了すれば世界最大規模のCIS系ソーラーパネル施設となる。

今回納入されるソーラーパネルは2段階にわたって設置される。まずはじめに60メガワット分の設置を行い、2012年度末までにこの実用化を目指す。そして2013年6月までに残りの90メガワットの設置を完成させる予定だ。

これにより、一般家庭の電気使用量、およそ35000件分をまかなえるようになる。これに併せて、約74000トン分のCO2排出量も削減すすことになる。

各社トップの見解
enXco社の副会長、クリスティーナ・ペーターソン氏は次のように語る。
「私たちはソーラーフロンティア社の超薄型ソーラーパネルを導入することができ、喜ばしく思っている。
ソーラーフロンティア社とその親会社、昭和シェル石油社はギガワットレベルのソーラーパネルと効率的な事業計画を通じ、この分野に関しての要求を満たすことの出来る理想的なビジネスパートナーとしてその地位を確保した。」


また、米ソーラーフロンティア社の最高執行責任者のグレゴリー・W・アシュレイ氏もこう述べる。
「ソーラーフロンティアのみならず全てのCIS産業にとって、これは重要な発展の兆しだ。
当社独自のCISテクノロジーにおける特性は、低コストでより多くの量をプロジェクト全期間を通じて送電することで、大口顧客の要求を満たせるという点である。
この設備はアメリカや世界の今後の大きなCISプロジェクトにとって起爆剤になるだろう。enXcoとの共同事業は当社にとっても喜ばしいことであり、また、同社はこの巨大ソーラー施設の導入を通じ、ソーラー産業に力強い一歩を踏み出した。」



外部リンク

ソーラーフロンティア
http://www.solar-frontier.com/de/news/


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