エネクトニュース

ドイツ環境省のドイツエコロジー研究所は１月30日、ベルリンの日刊紙、ターゲスツァイトゥング（Tageszeitung）で、エコカーは再生可能エネルギーから発生させた電気を使用することによってのみ、大気汚染の改善に貢献できるということを発表した。

研究の結果によると、太陽光発電などのエネルギーをエコカーに利用することによって、ようやく温室効果ガスの排出削減が可能となるということだ。科学者たちは多くの大手自動車メーカーがエコカーに補充される電気の供給元に気を配らないことに批判的だ。

2030年までにエコカーによる電気の需要は電気供給量全体の2％を占めるようになるといわれている。もしこの電気が風力や太陽電池などの再生可能エネルギーから発生させたものでなければ火力発電に頼ることになり、結果、大気汚染に間接的に貢献してしまう。

同研究所の専門家たちはターゲスツァイトゥングでこう述べている。

外部リンク

環境庁 ドイツエコロジー研究所
http://www.oeko.de/

Öko-Effekt von Stromautos infrage gestellt（euronewsより)
http://de.euronews.net/agenturmeldungen/