2012-02-04 14:00
エコ
早くもクリスマス?フランクフルト見本市、「2012年はエコがテーマ」

「エコ」をキーワードにクリスマス商戦スタート
クリスマスは一般人にとってはもう終わってしまった年末のイベント。しかし業界関係者にとっては、今は次の季節に向けて準備にとりかかる時期だ。関係各社は1月27日から31日までにドイツのフランクフルトで開催された見本市、クリスマスワールドで、今年のクリスマスのテーマ「エコ」を念頭に置き、自社製品のアピール合戦を繰り広げた。
持続性をスローガンに
今回の見本市に参加したフランスのブリザードフラワーを取り扱う会社、ヴェルディッシモの販売担当者をはじめ多くの参加者は「持続性」という言葉がキャッチッフレーズだとしている。毎年クリスマスを祝うような消費者は特に商品の持つエコなイメージに注意を払っているということだ。ある出展者は、木製の人形や飾りを展示し、ナチュラルをアピール。また別の出展者はライトアップの機器を紹介する。この機器を作動させると、光の粒があたかも雪が降っているように部屋の中に投影される。これにはLEDランプが使用されており、節電にも気を配っている。
クリスマスが経済にもたらす恩恵
見本市の算出によると、2011年のクリスマスのデコレーションにかかった出費はドイツ国内だけで約30億ユーロにも上り、これは2前年比約7%の上昇となる。ドイツやその他のヨーロッパ諸国においてクリスマスは年間でも最も重要な行事の一つだ。また、これだけの大きな経済効果をもたらすのだから、今から年末の準備に向けて商戦を繰り広げるのも決して気の早い話とは言えない。
外部リンク
フランクフルト見本市「クリスマスワールド」
http://christmasworld.messefrankfurt.com/frankfurt/de/
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