2012-02-13 10:00
太陽光発電
スイスにソーラーパワーのスキーリフト登場

小さな町のスキー場にソーラー・スキーリフト
スイス東部の小さな町、Tennaのスキー場に、太陽光を動力とするスキーリフトが誕生した。
この新しいスキーリフトは、去年の12月から運行が始まっており、1時間に800人ものスキーヤーを運ぶ。
スキーリフトのソーラーパネルの凄さとは
ソーラーパネルは、スキーリフトのワイヤー上部に、等間隔に取り付けられている。約460メートルの長さに、82ものソーラーパネルが、まるで黒い羽のようで白銀と対照的に映えている。このソーラーパネルは、太陽の向きに合わせて角度が変えられ、雪がパネルに積もった場合は、雪を落とすように傾くという画期的な仕組みだ。
工事費用は総額約1500万ドルで、主にスポンサーや寄付から賄われた。
オフシーズンはパワープラントに
晴天の日では、ソーラーパネルはリフト稼動に使う2倍の電力を蓄える。シーズン中は22000キロワットほど消費し、年間ではおよそ90000キロワットの電力を出力する見込みである。春になりスキーシーズンが終わると、ソーラーリフトは小規模なパワープラントとなり、余った電力は住民に供給する。
外部リンク
Tennaのスキー場
http://www.skilift-tenna.ch/index.php
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