2012-02-21 18:00
エコ
エネルギー消費ゼロのビル!「ネットゼロエネルギービル」市場は2035年に1兆3000米ドルの規模に!

■ネットゼロエネルギービルとは
ネットゼロエネルギービル市場が、2035年に1兆3,000億米ドルの収益規模になるという報告が、㈱グローバル インフォメーションより発表された。ネットゼロエネルギービルとは何であろうか?
社団法人 日本ビルエネルギー総合管理技術協会によると「ネットゼロエネルギービル」は以下の様に定義されている。
建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物。
つまり、そのビルで消費するエネルギーがゼロというビルのことである。
レポートでは法的な規制が行われた場合にその市場規模は2035年に1兆3,000億米ドル(約90兆円以上)になるとのことである。
日本でも経済産業省が主導し、ネットゼロエネルギービルに関して「2030年までに新築建築物全体での実現」という目標を立てている。
■ゼロエネルギーを実現するビル
ネットゼロエネルギービルは、外からの光を利用して照明のための電気代を節約したり、太陽光発電を導入し、電力を自ビルで賄うように造られたビルとなる。また、エネルギーの利用に関しては複数のビル群のネットワーク化などで省エネルギーを実現していくことになる。
日本でもネットゼロエネルギービル受注の動きは一部ゼネコンなどに出始めている。
外部リンク
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)|社団法人 日本ビルエネルギー総合管理技術協会
http://www.bema.or.jp/project/top12.html
ネットゼロエネルギービル市場は、2035年に1兆3,000億米ドルの収益へ
http://www.gii.co.jp/press/pike229842.shtml
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