2012-02-23 15:00
太陽光発電
“グリーンアップル”を目指すアップル、データセンターにソーラーパワー導入

アップルが環境報告書を発表
米アップルは20日に発表した環境報告書内で、同社が所有する大規模なデータセンターに太陽電池アレイを設置する計画を発表した。アップルは2011年にノースカロライナ州のメイデンに自社のデータセンターを建設している。屋根が白く塗られたこの建物は、気温が低い時間帯の外気を取り入れて冷却を行う技術や、建物の14%にリサイクル建材を使うなど、環境に配慮したエネルギー効率の高い建物として、米国グリーンビルディング評議会からプラチナ認定を受けている。同社は「同じ規模のデータセンターでプラチナ認定を受けている施設は他にはない。」と報告書で述べている。
再生可能エネルギーの利用をさらに進める
この度発表された太陽電池アレイの設置は、現在のデータセンターをさらに拡張し、100エーカーの土地から20MWの太陽電池アレイで年間4200万kWhのクリーンエネルギーをデータセンターに提供するとしている。先日発表されたMacの次期基本ソフト、Mac OS X Mountain Lionや現在iPhoneで使われている音声アシスタント機能Siriなど、今後もサービス拡大に伴いデータセンターの拡大は必須で、そこで必要となるエネルギーを再生可能エネルギーを増加させることで出来る限り補っていく方針だとしている。
外部リンク
Apple 環境報告書(PDF)
http://images.apple.com/environment/reports/docs/Apple_Facilities_Report_2012.pdf
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