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2012-03-15 12:00

太陽光発電

宮城県岩沼市、メガソーラー建設計画 津波被害の土地を活用

メガソーラー
年間で一般家庭約5000世帯分を発電
東日本大震災の被災地のひとつ、宮城県岩沼市が国内最大級のメガソーラーの建設を計画しているという。YOMIURI ONLINEが5日、報じたところによると、
津波の塩害や地盤沈下で再生困難となった約30ヘクタールの農地

を活用するという。出力は15,000kW。3月に業者を決定、着工は7月を予定しており、2013年の稼働を目指している。すでに、大手総合商社など約20社が名乗りを上げているという。

記事によれば、このメガソーラーの年間発電量は、
約1800万キロ・ワット時で、一般家庭約5000世帯の年間電力使用量に相当

するという。事業費は50億円を超えると見られている。

[image by Pink Dispatcher]

宮城県内で進むメガソーラー建設
河北新報社によれば、建設候補地は仙台空港岩沼臨空・矢野目工業団地の東側で、岩沼市は、
地元雇用数、土地所有者に支払われる借地料などを条件に誘致先を絞り込む

考えだという。

河北新報社は宮城県で計画されている、このほかのメガソーラーについても触れている。石巻市・牡鹿半島で1万kWのメガソーラー計画(建設は丸本組)があるほか、東松島市(三井物産)や仙台市若林区(日立製作所・NTTグループ)、大衡村(トヨタ自動車グループ)など、メガソーラー建設ラッシュの様相を呈している。

外部リンク

YOMIURI ONLINE:最大級メガソーラー、来年にも稼働…宮城・岩沼
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120304-OYT1T00780.htm

河北新報社:岩沼市、メガソーラー誘致 月内にも事業者選定
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120306t11011.htm
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