エネクトニュース

どれだけの消費者が商品のパッケージに付いているエコマークを見て買い物をしているのだろうか。米ニュージャージー州のリサーチ会社Perception Research Services Internationalは3月13日、エコパッケージに関する消費動向の最新リサーチ結果を発表した。



2011年に1,000人の消費者を対象に行われた調査では、36％の人が“再生紙を利用しています”や“再生可能な原材料で作られています”といった表示のついた商品を購入すると答えた。また半数近くの消費者は、このようなエコフレンドリーなパッケージの商品であれば少し高くてもお金を出すと答えている。そして約25%の人が、このようなパッケージを使用する会社の商品に切り替えた、と答えた。

一方で5人に1人の消費者は、エコフレンドリーなパッケージでもその情報が十分でないと答え、どの素材が本当に環境に優しいのかが不明だとしている。

この結果を受けて同社の副社長ジョナサン　アッシャー氏は、「コスト削減の為にパッケージを薄く軽くしているにも関わらず、“環境に優しく”と表示する生産者がいる中で、今消費者が求めている、環境に関する情報をしっかりと表示できる生産者にとっては今後は良い流れとなるだろう。」と述べている。

外部リンク

Perception Research Services International
http://www.prsresearch.com/about-prs/announcements/article/eco-friendly-packaging-influences-shopping-decisions/