2012-03-11 12:00
太陽光発電
京セラの太陽電池モジュールが築900年の教会屋根に

国内初のゼロ炭素教会へ
京セラ株式会社は3月6日、イギリスのWithingtonにあるSt. Michel and All Angels Church(聖ミカエルと全天使の教会)の修復事業の一環として、教会の屋根に同社の太陽電池モジュールを設置したことを発表した。同時に環境に優しいバイオマスボイラーシステムも導入され、国内初のゼロ炭素教会となった。この教会は12世紀に建てられたとされる教会で、この度の改修工事は、環境面でも経済面でも持続可能な教会というコンセプトに従い行われたもの。教会の屋根には24の太陽電池モジュールが設置され、3.12kwの出力する。これにより教会は全て再生利用可能なエネルギーを使用することになった。
歴史的建造物の存続を可能に
今回のプロジェクトは歴史的な建造物に関する厳しい規制に対応するよう、特殊なラダーシステムを利用し、建物に損傷がないよう、また外観への影響も考慮して太陽電池モジュールの設置が行われた。今回の設置は今後、歴史的建造物の存続を可能にする為の礎となるだろうと同社は述べている。外部リンク
京セラ株式会社 プレスリリース
http://global.kyocera.com/news/2012/0302_poch.html
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