2012-03-13 09:00
エコ
ドイツ南部の揚水発電所 エコ発電として認可

エコ発電としてTÜVより認定
Schluchsee AG社の揚水発電所が公式にエコ発電所としてドイツの技術検査協会(TÜV=Technischer Überwachungsverein)から認定された。認定の基準
今回認定となったのは、自然の力による水の流れから発電が起こるという点が、TÜVのエコ電力の基準を満たしたためだ。Schluchsee AG社のスポークスマン、ユリア・リービッヒ氏はこう述べる。
「昨年には毎時225000メガワットもの電力をこの水の流れによって供給した。これは電気総生産量、1893ギガワットのおおよそ8分の1に値する。電気は自然の流れを利用して生産するため、量が一定しない。2011年は比較的乾燥した年で、そのため電気供給量は2010年よりも低くなった。」
今後の課題
考慮すべきは水を上部タンクまで送る時に使われれる電気の出どころだ。どこで発電された電気を使用しているのかは同社も把握していない。というのは発電所内で使用される電気は親会社のRWE社とEuBW社が管理し、供給するためだ。この点については、水を下のタンクに流す際に過剰に発生した電力を利用して上部タンクに再び水を送るという措置も設けられている。
外部リンク
Schluchseewerk AG社
http://www.schluchseewerk.de
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