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2010-12-05 11:00

その他

非常時のディーゼル発電にもエコが到来

発電
地球環境とイメージの両立
株式会社明電舎は1日、始動時に発生する黒煙を大幅に減らした、新型非常用ディーゼル発電装置「ZX-Eシリーズ」を販売することを発表した。

非常用ディーゼル発電の始動時における黒煙は、企業に対する住民などからのイメージという観点でも、対策の必要性が高まってきており、ZX-Eシリーズは従来の製品よりも高い環境性能の獲得に成功した。

  ※ 画像はZX-Eシリーズカタログより
高効率の燃焼と最適な制御
新シリーズの開発にあたり、明電舎は使用するエンジンをボルボ社製からMTU社製に変更。燃料を高圧で噴射し、高効率で燃焼させることによって黒煙の発生をおさえ、かつ電子制御によってムダのない最適な燃焼が実現されるという。

さらに省スペース化によって設置工事も簡単になり、マイコン制御による発電機自動始動盤など、様々な高機能化もなされた。同社は発表で、現行機種より1~2割ほど低価格にした上で、年間100台の販売を目指すとした。

編集部  宗近 明


外部リンク

明電舎
http://www.meidensha.co.jp/pages/top/index.html

明電舎最新ニュース:
『黒煙を大幅に低減したZX−Eシリーズの販売を開始します』(PDF)
http://www.meidensha.co.jp/press/attach/ZX-E20101201.pdf

明電舎:
『ZX-Eシリーズカタログ』(PDF)
http://www.meidensha.co.jp/press/attach/ZX-Ecataloge.pdf
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