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日産自動車株式会社は24日、同社の「キャラバン」にディーゼルエンジン搭載車を追加し、同時に特別仕様車である「DX V Limited II」の販売も開始したことを公表した。

今回発売されたディーゼルエンジン搭載型「キャラバン」は、世界でも極めて厳しいとされるディーゼル車排出ガス規制「ポスト新長期規制」に対応したもの。

「ポスト新長期規制」は、平成20年3月25日に国交省自動車交通局技術安全部環境課より制定が発表され、新車のディーゼル車には平成21年10月から「強制適用」(発表の言葉通り)された基準。

ディーゼル車に関しては、新車のトラック・バス・乗用車の排出ガス基準値が、窒素酸化物で40~65%、粒子状物質で53~64%低減され、「基本的にガソリン車と同レベル」の基準となった。24日発売された「キャラバン」は、見事これに対応している。

日産自動車は今回の発表に際し、同車が減税措置の対象となっていることを示した上で、下記のようなコメントを発表した。


編集部　　宗近　明

外部リンク

日産自動車
http://www.nissan.co.jp/index.html

日産自動車プレスリリース：
『「キャラバン」にディーゼルエンジン搭載車を追加』
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2010/_STORY/101224-01-j.html

国土交通省発表：
『自動車排出ガス規制の強化（ポスト新長期規制）について』
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/09/090325_.html