- TOP
- >
- なぜ!? アジアで最も環境にやさしい都市はシンガポール、日本健闘
2011-02-16 18:00
その他
なぜ!? アジアで最も環境にやさしい都市はシンガポール、日本健闘

アジアの22都市が対象
シーメンス・ジャパンが、アジア圏22都市を対象とした、環境サステナビリティー(持続可能性)の調査結果を発表した。日本は対象となった東京、横浜、大阪の3都市が全て平均を上回ったものの、シンガポールには後れをとる結果となった。この調査はシーメンス社が、ロンドンに本拠を持つエコノミスト・インテリジェンス・ユニット社の協力をうけて実施した、『アジア・グリーンシティ・インデックス』の結果で判明したもの。
「エネルギー供給およびCO2」「ビルおよび土地活用」「輸送」など、8つの分野から環境パフォーマンスが調べられた。
各都市の特長
今回の調査で、唯一『平均を大きく上回る』と評価されたシンガポールは、環境に対する意欲的な目標と、アプローチの効率性が抜きんでていたという。東京は「エネルギー供給およびCO2」の分野でトップとなり、また全対象都市と比較して、単位GDP当たりのエネルギー消費が最も低いことも判明した。
横浜は「大気環境」の評価が高く、大阪は「輸送」において極めて高い評価を得た。「水」の分野においても東京と横浜はシンガポールと並ぶ評価を得た。
またこの調査では、対象となったアジア22都市の、ゴミとCO2の1人当たり排出量が、ヨーロッパよりも少ないという結果も出た。
編集部 宗近 明
外部リンク
日経プレスリリース:
『シーメンス・ジャパン、アジア圏22都市の環境サステナビリティー調査結果を発表』
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=273463&lindID=5
関連する記事
-
2012-06-19 15:00
-
2012-04-24 14:00
-
2012-04-11 15:00
-
2012-03-07 17:00
-
2012-03-06 16:00