エネクトニュース

川崎重工業が「ハイブリッド給電システム」を開発した。同発電システムは船の推進力としてディーゼル発電機と太陽光発電を交互に使う方式。これによって発電能力を十分に保ちつつも、二酸化炭素排出量を大きく抑える事が出来るという。これは大型船などに適用される技術。

製品は既に開発されており、同社は６月をめどに船へ搭載、試験航海を始めるとしている。まｔあ、並行して受注活動も強化するとしている。全体として航海中のＣＯ２排出量を２％程度減らせる計算。また、電車、バスなどにも応用可能としており、スマートグリッド活用への期待も高まっている。

同社船舶海洋カンパニーの小林一也技術本部長は「当社が持つ多様な技術をかけ合わせた新しい船の動力源だ」と自信のコメントを表明している。