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2011-07-02 05:00
その他
日本の風力発電への参入を虎視眈眈と狙う海外メーカー

風力発電の普及率は近年急激に増加
再生可能エネルギーといえば太陽光発電と言われているが、世界的にみると、風力発電は太陽光発電以上に普及しており、風力発電の普及率は近年急激に増加している。一方、日本国内における風力発電は、地理的な制約や気候の条件からあまり普及してないと思われがちである。そんな中、風力発電の世界的企業が日本市場を無視せず狙っていることがうかがえる事実を特許分析の株式会社パテント・リザルトが発表した。
1,4,5位に世界的企業がランクイン
パテント・リザルトは、風力発電関連技術についての日本に出願されている特許の総合力の評価結果を発表した。
その結果、1位がAloys,WOBBEN氏、2位が三菱重工業、3位が日立製作所がランクインした。
1位のAloys,WOBBEN氏は、風力発電世界シェア4位の独・ENERCON創業者である。ENERCONの特許がAloys,WOBBEの個人名義での出願になっているため、実質的に1位はENERCONとみなすることができる。
また、4位には、世界シェア2位の米GEが、5位には世界シェアトップのデンマークVESTASがそれぞれランクインした。
特許分析ツール「BizCruncher」を用いて評価
本調査では風力発電関連の特許を集計し、2011年4月末時点のパテントスコアに基づき、特許の質と量から総合的な評価を行った。パテントスコアとは、特許として出願された技術の注目度を指標化したもの。パテントスコアの数値が高い特許は、市場の注目度が高い特許であり、パテントスコアの数値が低い特許は、誰も関心を持たない特許ということになる。特許は、特許分析ツール「BizCruncher」を用いて評価した。
外部リンク
パテントリザルトのリリース
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