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2011-06-17 13:00

その他

オリンパス、「物流CO2排出量簡易算定ツール」作成に参画

物流CO2排出量簡易算定ツール
物流CO2の集計ノウハウを国土交通省へ提供
オリンパス株式会社は、「物流CO2排出量簡易算定ツール」の作成に参画することを発表した。「物流CO2排出量簡易算定ツール」とは、国土交通省が進める「企業が国際物流及び外国内物流におけるCO2排出量の把握・開示をすることを支援するために作成」されたツールであり、5月30日に作成が発表された。

オリンパスの先進的な取組みへの期待
オリンパスは、2010年より国土交通省の「物流から生じるCO2排出量のディスクロージャーの今後のあり方に関する調査研究」のアドバイザーを務めている。また、オリンパスの発表によると、同社の国際間物流におけるCO2排出量集計のノウハウは、国土交通省がまとめた「物流CO2排出量簡易算定ツール」においても活かされたという。
オリンパスのCO2排出削減への取組み
オリンパスは、「CARBON 1/2(カーボンハーフ)2020)」という長期目標を掲げている。これは、2020年度までに、製品ライフサイクル全体におけるCO2排出総量を2007年度比で50%削減することを目指すものである。

オリンパスによると、売上高の約60%が海外であり、国際間物流での年間CO2排出量(13万tCO2)が生産工程などで排出するエネルギー系のCO2排出量(12万tCO2)よりも多い。そこで、この国際間物流のCO2排出量に着目し、2007年度から4年間で、国際間物流におけるCO2排出量を60%削減することに成功したという。

外部リンク

オリンパス株式会社 ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2011a/nr110614co2j.cfm

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