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2011-08-17 12:00

その他

ヨウ素131・セシウム134/137等の放射線量も測定可能/食品・飲料の放射性物質検査・分析サービス開始

日本製粉
日本製粉、ファスマックで放射性物質検査・分析サービスの取り扱い開始
福島第一原子力発電所事故以来、食品や水の汚染への不安が高まる中、食品中の放射性物質に関する暫定規制値は、食品衛生法で規定されている。さらに、EUなどの一部の国では、日本からの輸出食品等について「放射能検査証明書」の添付を義務付けている。

こうした中、日本製粉グループのファスマックでは、食品・飲料に対する放射性物質検査・分析サービスの取り扱いを開始したことを発表した。

ヨウ素131・セシウム134/137等の特定・放射線量の測定可能
ファスマックが取り扱うのは、「ガンマ線スペクトロメトリー法による核種分析」および「ガイガーカウンターによる出張表面検査」。これは、チェルノブイリ事故以来の欧州放射性物質検査を技術移転したものである。

「ガンマ線スペクトロメトリー法による核種分析」は、厚生労働省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に記載された検査の一つ。放射性物質から出る固有のガンマ線を解析し、ヨウ素131・セシウム134/137等の放射性物質の種類を特定し、その放射線量を測定する。

検査後の納期は1週間程度。料金は、19,800円/検体(税抜)。検体数による割引きや2011年9月16日までは、キャンペーン価格14,800円で提供される。

また、「ガイガーカウンターによる出張表面検査」は、港湾倉庫等に保管する製品の表面検査出張サービス。海外向け製品について、希望の場所で迅速に放射能検査が可能となる。検査の料金は、50,000円(税抜)。詳細はファスマックのwebサイトで確認できる。

外部リンク

日本製粉 ニュースリリース
http://www.nippn.co.jp/newsrelease/2011/110805750.html

ファスマック
http://www.fasmac.co.jp/
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