2011-09-08 12:00
エコ
専用タブレット端末を使った“電力見える化システム”

シャープ、“電力見える化システム”を開発
シャープは、“電力見える化システム”を開発したことを発表した。シャープの開発したシステムは、太陽光発電システムによる発電量・売電電力量に加えて、家庭内にあるそれぞれの家電機器の消費電力を、一元的に「専用タブレット端末」で確認できるHEMS(Home Energy Management System)。シャープは、今後、自社の太陽光発電システムと組み合わせて、住宅メーカー向けの製品化を予定しているという。「専用タブレット端末」により、使いやすさ向上
これまでのHEMSは、一般的に、ブレーカ単位の機器の合計消費電力を表示するものであった。しかし、今回の“電力見える化システム”では、簡単な取り付けで、機器ごとの消費電力が見えるという進歩したシステムを実現した。また、消費電力等の確認はパソコンで行うことが多かったが、シャープは「専用タブレット端末」を採用。これにより、確認する場所を選ばず、使いやすさ向上が期待される。
国内の全電気エネルギーの中で、家庭用の消費の占める割合は約3割。このうち、エアコン、照明、冷蔵庫、テレビの電気使用量が約7割を占める。これら機器のエネルギー使用量を「見える化」することで、家庭での節電をサポートしていくという。
また、シャープでは、今後もHEMSによる太陽電池、蓄電池、各家電機器等のエネルギー関連機器の最適化制御、クラウドサービスとの連携等により、さらに便利で快適な省エネ生活をサポートするエネルギーソリューション事業を展開していくという。
外部リンク
シャープ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110902-a.html
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