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三菱自動車は、新世代電気自動車『i－MiEV（アイ・ミーブ）』の北米仕様車の生産を開始したことを10月28日に発表した。


『i－MiEV』は、今年11月下旬よりアメリカ西海岸（カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州）とハワイ州で販売を開始。その後も、2012年度末までに、アメリカとカナダの全域販売エリアを拡大していくという。『i－MiEV』北米仕様車は、北米の安全基準に適合に向けて、アドバンスドエアバッグシステム（乗員の着座位置を検知して展開量を制御や、タイヤ空気圧モニターなどの安全装備を新たに採用。その他、モータートルクの向上なども実現した。また、前後バンパーの大型化および全幅を拡大して、安全性と安定感を高めた。
　
なお、『i－MiEV』は、2009年7月、三菱自動車が世界に先駆けて販売を開始した同社の「究極の環境対応車」。2010年には欧州等への輸出を開始した。

三菱自動車の電気自動車の累計生産台数は、9月末時点で約1万6,000台。北米での販売開始により、電気自動車のグローバル展開を着実に進めていく。

外部リンク

三菱自動車　プレスリリース
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2011/news/detail4514.html