エネクトニュース

カリフォルニア州に本社があるソーシャルネットワーキング最大手のフェイスブックは、移転先の同州内メンロー・パークにハイブリッド太陽光発電システムを設置することになった。

コージェンラ・ソーラー社が今年度末から着工を開始し、電力だけでなく温水も供給する。

このハイブリッド太陽光発電システムは、新本社の敷地内に建設されたフィットネスセンターの屋上に設置され、センター内の照明やエクササイズマシンの電力、ロッカールームのシャワーなどに使う温水に使用する。

ソーラーアレイは小型で、24個のモジュールが60kwの電力と熱を生産する。熱は配管を通じて温水となり、太陽光エネルギーの75％を変換する。

これは従来の太陽光発電システムより5倍のエネルギーを生産し、CO2排出量を1/3に削減、さらにフィットネスセンター内の天然ガス需要の60％を代替する。

コージェンラ・ソーラー社はこのハイブリッド太陽光発電システムを主力商品にしており、アリゾナ大学の学生寮にも同様のシステムを近々着工する予定である。

外部リンク

コージェンラ・ソーラー社
http://www.cogenra.com/