2011-11-25 12:00
エコ
家庭で熱・電気の同時供給可、ホンダ「エコパワー1.0」が独サステナビリティー・アワードで受賞

家庭用コージェネレーションシステムが受賞
Hondaは、17日、ドイツのバイラント社(暖房・給湯器メーカー)と共同開発した住宅用小型コージェネレーションシステム「エコパワー1.0」が、ドイツ・サステナビリティー・アワード2011(※)において、「最も持続可能な商品・サービス部門賞」を受賞したことを発表した。コージェネレーションシステムとは、「熱」と「電気」を同時に供給するシステム。より正確に言えば、これまで「発電」の際に発生した「熱」は利用されることなく「排熱」としてムダになっていたが、コージェネレーションシステムはこの「熱」を冷暖房など「熱エネルギー」として利用する効率的なシステムだ(詳しくは下部にリンクをはってある「環境goo」をご参照を)。
[ドイツ・バイラント社ホームページより]
家庭で「熱」と「電気」同時供給可
今回受賞した「エコパワー1.0」は、ヨーロッパ初となる一戸建て用の小型コージェネレーションシステムで、この夏からドイツ国内で設置が開始されている。Hondaの発表によれば、家庭で熱と電気を同時に供給できるため、高効率でロスが少なく、(略)光熱費を節約できるだけでなく、最大約50%のCO2排出量低減が期待
できるという。
また、優れているのは、このシステムが新築だけでなく、既存の住宅への設置も可能なところだ。今回の受賞は、「エコパワー1.0」のこうした経済性・環境性能が、持続可能な商品・サービスとして評価された結果だという。
※ドイツ・サステナビリティー・アワードとは、
事業成立性、企業の社会的責任、環境負荷の低減を同時に達成することにより、持続可能な地球環境を実現する模範的企業や商品、ブランドに対し授与
されるもの。ドイツ連邦政府や市民社会団体、ドイツ・サステナビリティー・アワード協会などが主導する権威ある賞だという。
外部リンク
HONDA ニュースリリース
家庭用小型コージェネレーションシステム「エコパワー1.0」がドイツ・サステナビリティー・アワード2011を受賞
環境goo
コージェネレーション(Co-Generation)とは
ドイツ・バイラント社(Vaillant)
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