2011-12-01 12:00
エコ
ホンダ 新排ガス規制を先取り インドネシアで全二輪に「PGM-FI」搭載

電子制御で排ガスクリーン化
ホンダは29日、インドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターが「FI全適宣言」を行ったことを発表した。グローバル人材ニュースにおいて、同日発表された。「FI全適宣言」は、2013年末までにインドネシアで生産する二輪車すべてに対して、環境性能の優れた「PGM-FI(電子制御燃料噴射装置・Progammed Fuel Injection)」を搭載するというもの。「PGM-FI」は、電子制御によってエンジン内における燃料の噴射を最適化することで、
動力性能と燃費性能を両立させながら排出ガスのクリーン化
を図るシステム。インドネシアでは、2013年に新しい排出ガス規制が導入予定であり、今回の「FI全適宣言」は、その規制を先取りしたものになるという。
[image by Preconscious Eye]
急成長、インドネシアの二輪車市場
「PGM-FI」は、普及モデルのスクーター「Spacy Helm-In」とカブタイプ「Supra X 125 Helm-In」から採用される。普及モデルへの搭載によって、FI搭載二輪車の普及促進を図り、環境負荷低減への取り組みを加速
させたい意向だ。
インドネシアの二輪車市場の成長は著しく、11年の総需要は800万台を超える見通し(過去最高)で、ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターの11年の販売見通しも約427万台となっており、10年の販売実績を25%上回る好調さだという。
外部リンク
HONDA ニュースリリース
Honda、インドネシアで全ての二輪車にPGM-FIを搭載
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