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2013-06-17 11:00

エコ

グリーンエネルギーの美しい島!映画化される

映画
デンマークの美しい島「サムソ島」が舞台の映画
2013年6月12日、ユナイテッドピープル社は映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル』を6月21日より全国上映することを発表しました。

デンマークの中央ユランに属するサムソ島は、ユトランド半島沖に浮かぶ小さな島です。農業がさかんな島で、イチゴやジャガイモが名産で、また、チーズが美味しいことでも有名です。

1997年、そんなのどかな島に、ある計画が持ち上がりました。温暖化対策の一環として、なんと島をまるごと、グリーンエネルギーでまかなってしまおうという計画です。このサムソ島での取り組みを、ドキュメンタリー映画にしたのが『パワー・トゥ・ザ・ピープル』です。

(画像はプレスリリースサイト「ドリームニュース」より引用)
100%グリーンエネルギー化に成功
島の電力を100%、太陽光発電や風力発電でまかなうという、グリーンエネルギーのかたまりのような島。しかし、ここにくるまでには10年の歳月がかかりました。

自然から絶えずパワーをもらい、枯渇することのない、再生可能エネルギー。この再生可能エネルギーは、島民に電力だけでなく、パワーも与えました。この島で、地域の交流も、経済もが力をつけはじめ、グリーンエネルギーとともに循環し始めたのです。

『パワー・トゥ・ザ・ピープル』には、オランダで再生可能エネルギー普及に取り組む活動家や、10年かけてデンマークのサムソ島を100%クリーンエネルギー化を実現し、2008年にTIME誌の「環境ヒーロー」に選出されたソーレン・ハーマンセンの取り組みなどを紹介する、私たちに勇気や力を与えてくれる明るいビジョンに満ち溢れたドキュメンタリーです。

人口4200人のサムソ島は、本土の電力会社を通さずに電力を確保するため、海上風力発電と太陽光による自家発電を取り入れているほか、農業中心の土地柄を利用してバイオマスやバイオ燃料を製造しています。その結果、余剰電力を売って利益を得ることができることになっています。

日本でも太陽光発電等、再生可能エネルギーへのシフトは始まってきていますが、欧米と比べると、その普及率はまだ低いのが現状です。

この映画で、グリーンエネルギー、再生可能エネルギーとは何なのかを知ることができるでしょう。そして、何より、パワー溢れるサムソ島の人々の様子が、私達に勇気と力を分け与えてくれます。

この映画の公開日は6月21日ですが、ちょうどこの日は夏至にあたります。夏至とは、一年の中で最も昼が長くなる日、言ってみれば、太陽の力がもっとも強くなる日です。グリーンパワーが溢れるこの日に、パワーをもらいに、是非映画館へ足を運んでみて下さい。


外部リンク

プレスリリースサイト「ドリームニュース」HP
http://www.dreamnews.jp/press/0000076007/
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