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2013-06-12 14:00

太陽光発電

埼玉県が廃棄物埋立跡地にてメガソーラー事業を開始、地元貢献に

メガソーラー
県内最大級の発電施設
埼玉県は6月6日、県が推進するエコプロジェクトの一環として進めてきた寄居町の廃棄物埋立跡地におけるメガソーラーが竣工すると発表した。

このメガソーラーは寄居町三ケ山地内にある「埼玉県環境整備センター」の廃棄物埋立跡地の有効活用策として計画が進められ、総出力数は約2.6MWで県内最大級の発電施設となる。

設置されるパネルは1万6,384枚で、年間発電量は約770世帯分の使用電気量に相当し、発電した電力は土地の貸付期間である20年間、全て東京電力へ売却する。

災害対応の機器を寄付
この施設は昨年、県がメガソーラーを設置・運営する事業者の公募を実施し、事業者として、LPガス販売会社のサイサンを選定したもの。

企画提案には8社が参加し、サイサンは、メガソーラーの建設・運営に十分な能力を有するとともに、企画提案の主眼である地元貢献が最も高いと評価された。

このメガソーラーでは、発電量に応じた額を寄居町又は町が指定する団体に年間約400万円寄付し、高度災害対応型エネルギー供給システム機器を寄居町に10台寄付(計約7,000万円)するなどの地元貢献事業も行う。

高度災害対応型エネルギー供給システム機器とは、調理、暖房、発電機能を備えたシステムで避難所等への設置を想定している。

また、環境学習への取り組みとして、メガソーラー設置場所に見学台の設置(屋外表示パネルで発電量を表示)、発電状況を閲覧できるホームページの作成、寄居町の要請に基づき見学会の開催や小中学校の環境学習の講師を派遣等を行う。

外部リンク

埼玉県・県政ニュース│― 県内最大級の太陽光発電 ― 三ケ山メガソーラー発電事業がスタート!!
http://www.pref.saitama.lg.jp/
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