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2013-06-24 11:00

電気自動車

電気自動車の歴史上最速!日産レーシングカー登場

日産
電気自動車の歴史
2000年代に入り、電気自動車のブームが再来しています。このブームに乗って、日産自動車は世界にさきがけて新しいチャレンジをしました。

2013年6月21日、日産自動車株式会社は世界最速の電気駆動レーシングカーを公開しました。

(画像は、日産自動車株式会社HP内ニュースリリースより引用)

電気自動車の歴史は意外と古い事をご存知でしょうか。ガソリン車が1880年代以降に普及したとされるのに対し、電気自動車は、1870年代に本格的な製作が始まっていました。
一時は世界を席巻した電気自動車でしたが、1900年代に入ると、様々な事情が重なり、ガソリン車にとって変わられました。以来、一時的な復活をすることはあっても、なかなか市場に根付くことができずに姿を消してしまいました。しかし、ここ近年は、環境問題の深刻化や蓄電池技術の進歩により、電気自動車は見事に復活をとげてきました。

電気自動車のレーシングカー
「電気自動車でレース?無理無理!」そんな声が聞こえてきそうです。高度で繊細な技術が必要とされる電気自動車は、厳しい環境にさらされるレースには不向きな気がします。

しかし、1894年にフランスで開催された自動車レースに、電気自動車が参戦していたことをご存じでしょうか。電気自動車は立派にレーシングカーとして通用するのです。それを証明するかのように、日産は電気自動車でのレースの出場を発表しました。

「Nissan ZEOD RC (Zero Emission On Demand Racing Car)」は、2014年のル・マン24時間でレースデビューを果たします。将来的なLMP1(ル・マン・プロトタイプ1)クラス参戦に向けて検討していくプログラムの一環として、日産は新しいレース用電動パワートレイン技術のテストを開始します。

本日公開されたこの新しいレーシングカーは、革新的で新しい技術を紹介する車両のための「ガレージ56」枠で、2014年のル・マン24時間に出場します。
(日産自動車株式会社HP内ニュースリリースより引用)

この「Nissan ZEOD RC」は、時速300km以上のスピードを誇る、文句なしの世界最速の電力駆動レーシングカーです。
「Nissan ZEOD RC」が新たな電気自動車の歴史を紡ぐことは確実です。来年2014年に開催されるル・マン24時間は、注目のレースとなりそうです。


外部リンク

日産自動車株式会社HP内ニュースリリース
http://www.nissan-global.com
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