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2013-06-18 11:00

その他

東芝、ラオス水力発電所の水車発電機を受注

水力発電
ラオスの水力発電所
ラオスという国を知っていますか?東南アジアの国だということはわかりますが、ピンとこない方が多いかもしれません。

ラオスはインドシナ半島に位置し、日本の本州ほどの広さをもちます。東南アジアでは、唯一海に面していない内陸国です。また、国土の約70%が高原や山岳地帯で、森に囲まれた国でもあります。

しかし、ラオスはただの森林王国ではありません。今や「東南アジアのバッテリー」と呼ばれるほどの、水力発電王国なのです。

2013年6月13日、株式会社東芝は、グループ会社の東芝水電設備(杭州)有限公司が、ラオスのナムオウ第5水力発電所向け水車発電機3台を、中国の中水電海外投資有限公司から受注したと発表しました。

(この写真はイメージです)
ラオスの水力発電
ラオスは、国の中をメコン川が約2000キロに渡って流れています。ラオスには、こういった大きな河川が多数あり、大規模な水力発電システムを可能にしているのです。

ラオスは、「東南アジアのバッテリー」とも呼ばれ、タイやベトナムなどの周辺国に電力供給を行っています。メコン川をはじめとした大規模河川が多く、豊富な水資源を背景として、同国の全発電設備容量約280万kw注のほとんどを水力発電が占めています。さらに2020年までには、1,200万kwまで発電設備容量を増強する計画があり、今後も、水力発電市場の拡大が見込まれます。
(株式会社東芝HP内プレスリリースより引用)

また、ラオスと日本の外交関係は古く、2010年には55周年を迎えています。日本要人の往き来も多く、極めて友好的な関係です。
水力発電にともなう取り引きも活発に行われてきました。

今回、東芝水電のこれまでの納入実績、当社グループの高い技術力や機器の信頼性などが評価され、受注に至りました。当社グループとしてラオスに水力発電機器を納めるのは、ナムグム第2水力発電所、ナムニアップ第2水力発電所に続き、3件目となります
(株式会社東芝HP内プレスリリースより引用)

今後も、日本はラオスの水力発電に関わっていくことになるでしょう。両国の経済発展はもちろん、東南アジアの再生可能エネルギーの貢献に期待が持たれます。


外部リンク

株式会社東芝HP内プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp
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