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2013-06-30 20:00

電気自動車

東京ガスが燃料電池自動車販売開始に合わせ、練馬とさいたまに商用水素ステーションを建設

水素ステーション
2015年に運用開始
東京ガスは6月21日、埼玉県さいたま市と東京都練馬区の2箇所に水素ステーションを建設すると発表した。

「浦和ステーション」と「練馬ステーション」は、日本初となる既存の天然ガススタンドと併設する一般商用の水素ステーションだ。

同社はこれまでにも、実証事業として、東京都荒川区の「千住水素ステーション」と東京都大田区「羽田水素ステーション」を建設・運転している。

今回建設する2箇所は、自動車メーカー各社で2015年に予定されている燃料電池自動車の一般販売開始に合わせたもので、「浦和ステーション」を2013年秋頃、「練馬ステーション」を2013年7月に建設開始する。

CO2削減に
また同日、両ステーションの建設にあたり経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受けることが決定した。

「浦和ステーション」については、さいたま市が推進する「ハイパーエネルギーステーションS」および「エネルギー安定供給拠点地区」を目指す。

これには、市が整備支援として創設する「ハイパーエネルギーステーションS」設置費補助制度の活用を含めて、市と連携を図り建設を行う。

水素ステーションは、燃料電池自動車に水素を供給するための施設で、都市ガスを改質して水素を作る。

水素は使用するときにもCO2を発生せず、電気とくらべて貯蔵が容易といった特長があることから、近年、CO2削減を可能とする水素エネルギーの実用化に向けて研究・開発が進んでいる。

外部リンク

東京ガス│プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp
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