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2013-07-02 11:00

電気自動車

三菱ふそうが新型小型電気トラックを発表、高速道路維持管理用に

小型トラック
研究実験車両として
三菱ふそうは6月27日、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が実施する、高速道路維持管理用EV(電気自動車)の研究実験車両として開発した、第2世代の小型電気トラック新型「キャンター E-CELL」を発表した。

2010年に発表された第1世代から大きく変更された点は、ベース車両に現行の小型トラック「キャンター」を採用し、CHAdeMO方式の急速充電および、今回実証実験を行う磁気共鳴方式のワイヤレス給電に対応したところ。

また、パワートレインをディーゼルエンジンに代え、最高出力96kW、最大トルク650Nmの永久磁石式同期モーターを搭載し、効率向上のためギヤボックスを廃止し、ファイナル比を変更した。

走行用バッテリーは容量約70kWhの高電圧バッテリーを搭載し、80km/hの連続走行で航続距離は100km以上を目指す。

今秋から実証実験を開始
三菱ふそうでは、2012年11月28日、高速道路維持管理用EV(自走式標識車)およびワイヤレス給電システムの研究開発について発表しており、「キャンター E-CELL」はこれに基づき、数か月の走行試験を経て、NEXCO中日本へ納車される。

同社は、これまでも地球環境に優しい低公害車の普及に力を入れ、ディーゼル車のみならずハイブリッド車の開発および販売を行ってきた。

2011年には、中期経営ビジョンである「FUSO 2015」を策定し、5つの柱からなるゴールの一つである「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」では、「2015年までCO2排出量7.5%削減」を目標にし、環境・燃費性能に優れた商品を提供する。

外部リンク

三菱ふそう│プレスリリース
http://www.mitsubishi-fuso.com
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