2013-06-26 15:00
エコ
四国電力が風力電力の受付量を拡大、60万kWまで拡大

データを分析
四国電力は6月20日、風力発電の導入拡大に向けて受付量を増加すると発表した。同社は風力発電の発電実績等のデータ蓄積および技術的検証を継続的に行っている。
昨年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取制度施行を踏まえ、これまで蓄積してきたデータを分析し、算定方法も含めて評価した結果、平滑化効果の拡大等により現時点で少なくとも60万kW程度まで受付量を増加できる見通しがあると判明した。
今後の導入拡大も
四国電力では、これまで風力発電の受け入れについて、25万kW程度と試算していたが、これまで蓄積してきたデータを分析したことで受付量が増加した。このことを踏まえて、同社では風力発電の連系申し込みを募っている。
対象は、四国または淡路島南部で立地を予定しているプロジェクトで四国電力または関西電力が所有する供給設備への連系を希望するもの。
条件として1プロジェクトあたりの出力が20kW以上、系統連系に係る契約の申込後、4年以内に電力受給開始が可能なものなどがある。
全発電機の合計出力が500kW以上のものについては、需要の少ない軽負荷期や夜間などで、電力供給量を需要とバランスする状態まで減少させるための調整力(下げ代)が不足すると見込まれる場合に四国電力の給電指令に従い、当該プロジェクトの全発電機の合計出力を制御または全発電機を停止できるものを条件としている。
同社はデータの蓄積・分析を続け、今後とも風力発電の導入拡大を図るとしている。
外部リンク
四国電力│ニュースリリース
http://www.yonden.co.jp/press
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