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2013-07-06 15:00

電気自動車

プリウスの販売300万台突破、研究費は7,900億円に

プリウス
コストを削減し燃費向上
トヨタ自動車は7月3日、全世界でのプリウスの累計販売台数が、本年6月末までに300万台を突破したと発表した。

プリウスは1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として登場し、2003年に2代目、2009年に3代目を発売、初代から3代目までにハイブリッドシステムのコストを1/3に低減し、燃費は28km/Lから38km/Lへと向上した。

3代目においては1,261件の新規特許を出願し、時代をリードするプリウス(ラテン語で先駆け)の名にふさわしい進化を遂げている。

燃料電池の生産増強も
また、2014年3月期におけるハイブリッドを中心とした「もっといいクルマづくり」に向けた単独研究開発費は7,900億円に達することも明らかにしており、ハイブリッド技術を含む先端技術開発については、日本での研究開発・設備への投資を継続し、世界に展開することで持続的成長を目指す。

今回の発表では、2013年5月末までの累計販売台数に、2013年6月の米国における販売台数を合算し、300万2,000台のうち日本が132.5万台、海外が167.7万台だった。

海外の内訳は、北米が133.5万台、欧州が26.2万台、その他が7.9万台で、北米での販売台数が日本での台数を上回った。

2014年3月期には、日本における設備投資額を4,400億円とし、具体的な研究開発インフラへの投資として、愛知県豊田市の新研究開発施設、次世代パワートレーンユニット開発拠点であるパワートレーン共同開発、本社テクニカルセンター内の風洞実験棟などを予定している。

また、今後はプライムアースEVエナジーにおいて、さらなる需要増を見据え大森工場における電池の生産能力増強の準備を進めている。

外部リンク

トヨタ│プリウスの累計販売台数が300万台を突破
http://www2.toyota.jp/
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