2013-07-13 02:00
エコ
ただの家電はもう古い!「ココロ配り」できる環境家電へ

シャープの取り組み
2013年7月9日、シャープ株式会社は、インターフェース「ココロエンジン」を様々な健康・環境家電へ応用展開すると、発表しました。(画像はイメージです)
シャープといえば、何かと話題になる家電を開発してきました。空気清浄機で一躍有名になった「プラズマクラスター」は、シャープの製品。その他、ヘルシオなど、便利で健康や環境に配慮した家電製品を発売してきました。
そのシャープが、今力をいれているものが「ココロエンジン」。さて、この「ココロエンジン」とは一体何なのでしょうか?
「ココロエンジン」搭載、ロボット家電「COCOROBO」

2012年、シャープは「ココロエンジン」を搭載した家電を発売しました。その名はロボット家電「COCOROBO」。丸い円盤のような形をした、お掃除ロボットは、最近珍しくもないアイテムとなりつつあります。しかし、この「COCOROBO」は、そのへんのお掃除ロボットとはわけが違います。
「COCOROBO」は、人間が話しかけると、光や言語によって答えてくれる「人工知能」を持っています。例えば、ダストボックスにごみがいっぱいになった時、「クルシイヨー」と可愛くうったえてくるのです。この人間くさい行動が、「ココロエンジン」なのです。
ココロ配り
「ダストボックスの取り替えを教えたいなら、ランプが光るだけでも良くないかしら?」。もちろん、その通りです。ランプサインだけで、ダストボックスの取り替え時期が来たことは十分にわかります。けれど、あえて人間の言葉で、しかも少しひねった言い回しをすることで、人に笑顔や、ちょっとした気分転換をもたらしてくれるのです。
この「ココロエンジン」を今年度より、さまざまな健康・環境家電に順次搭載します。 「ココロエンジン」を健康・環境家電に搭載することにより、音声メッセージや光で家事をしている人を励ましたり、便利な使い方や機能など暮らしにヒントを与える「ココロ配り」をします。
(シャープ株式会社HP内ニュースリリースより引用)「ココロエンジン」は、確かになんでもない機能かもしれません。普段は、気のきいた音声メッセージが流れても「何か言っているわ」くらいにしか感じないかも知れない。しかし、こういったユーモアあふれる言動は、ちょっと疲れているときや、なにか心配事があるときに、不思議と面白みや愉快な気持ちを生んでくれるものです。
環境に配慮した、独創性あふれるシャープの家電に、「ココロエンジン」が搭載されれば、エコでユーモアにみちた魅力的な家電になることは間違いないでしょう。
シャープらしい、一歩先ゆく「ココロ配り」のできる家電。使いこなすのではなく、家族の一員として扱う日がくるのかもしれません。
外部リンク
シャープ株式会社HP内ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130709-a.html
シャープ株式会社HP内ロボット家電「COCOROBO」
http://www.sharp.co.jp/cocorobo/communication/index.html
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