• TOP
  • >
  • 行政
  • >
  • 長大グループがフィリピン国で小水力発電所開発へ、経産省の調査から
2013-07-22 13:00

行政

長大グループがフィリピン国で小水力発電所開発へ、経産省の調査から

水力発電
開発費用約35億円
長大と同社グループ会社の基礎地盤コンサルタンツ株式会社は7月3日に、ミンダナオ島最大のゼネコンであるエクイパルコ及びツインピーク・ハイドロ・リソース社、ハイドロ・リソース・マネジメント・アンド・コンサルタンシー社との間で覚書を締結し、ミンダナオ島南アグサン州シバガット市で、10MWの水力発電所ワワ川小水力発電事業を共同で開発することに合意した。

本事業は経済産業省の平成24年度の「インフラ・システム輸出促進調査事業」の採択を受け、今年の2月末までの半年間、合計23MWの3サイトを対象とし調査を実施したもの。

この調査事業で、今回実施する開発費用約35億円、10MWの1サイトが最も事業性が高いと評価され、2015年度内からの発電事業開始を目標に、より詳細な調査、設計に着手することで合意、覚書調印に至った。

ツーステップローンの申請も
長大グループは、現地企業3社と共に、小水力発電所を開発・運営する特別目的会社を共同で設立し、非常勤取締役を派遣、共同開発事業者として、同事業に積極的に関与していく。

また、エンジニアリング・レビュー、施工監理、水車発電機導入、O&M等に関する5つのコンサルティング業務契約を締結し、先行する「アシガ小水力発電事業」で今年5月に9億フィリピンペソ(約22億円)の融資が決定した国際協力銀行(JBIC)のツーステップローンを、資金調達の最優先事項として同事業でも申請することでも合意した。

昨年4月にはミンダナオ島で開発予定の3つの小水力発電事業(アシガ川小水力発電事業、タギボ川小水力発電事業、ワワ川小水力発電事業)の開発に関して、これら事業運営のために設立する特別目的会社への出資などと合わせて、5つのコンサルティング業務契約を締結することでも合意している。

外部リンク

長大グループ フィリピン国・ミンダナオ島で新たな小水力発電所開発へ
http://www.chodai.co.jp/news/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook