2013-08-02 13:00
太陽光発電
日清紡が徳島事業所にメガソーラーを完成、太陽光ビジネスを強化

設置ビジネスに進出
日清紡は7月29日、日清紡ホールディングス徳島事業所内にメガソーラーが完成し、同日より営業運転を開始したと発表した。このメガソーラーは出力1.75MWで、発電量は一般家庭約600世帯分の電力に相当する約216万kWh、発電した電力は全量を四国電力に売却する。
建設を行った日清紡メカトロニクスは、太陽光電池パネル製造装置メーカーとして国内外の大手パネルメーカーに製造装置を納入しており、昨年からは設置ビジネスにも進出している。
同社では、今後も設置ビジネスで得た経験や知見を製造装置や材料の開発に活かすなど、太陽光ビジネスをより一層強化していく考えだ。
新規事業に注力
今回メガソーラーが設置された徳島事業所は、1958年に化繊工場として操業し、現在では繊維事業だけでなく紙製品事業、化学品事業における同社グループの基幹工場となっている。同社は今後の成長の鍵となる新規事業の開発に注力しており、2011年9月に完全制御型植物工場で1万株規模のいちご栽培を国内で初めて成功させ、「あぽろべりー」と名付けて出荷し、栽培規模を拡大している。
また、徳島事業所には必要な電力をすべてクリーンエネルギーで賄うスマートファクトリーの実証実験施設も併設している。
外部リンク
日清紡│プレスリリース
http://www.nisshinbo.co.jp/
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