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株式会社長府製作所は、排気に含まれる熱（潜熱）を回収し利用する高効率温水暖房「エコフィール EDB-1510RGF」を9月10日より発売予定だ。

「エコフィール EDB-1510RGF」は、潜熱回収型石油給湯器の技術を応用した業界初の高効率温水暖房ボイラとなっている。

長府製作所の従来機種では暖房効率が83.7％となっていたが、新機種では主熱交換機の上に補助熱交換器を配置して潜熱を回収し有効活用することで暖房効率が7.3ポイント向上して91.0％を実現した。

CO2に換算すると約7.7％の削減効果があり、北海道札幌地区の4人家族、延床面積132平方メートル、設定室温20度の場合で年間約130Lもの灯油を節約できるとのことだ。

また、3重構造の専用給排気筒の採用により、低温時の給気側の閉塞を防止でき、先端からの凝縮水の滴下も抑制してくれる。

サイズは高さ760×幅540×奥行287mmで、騒音レベル36デシベルの低騒音設計となっており、専用給排気筒付きで本体希望小売価格は324,450円（税込）となっている。

長府製作所では今後も限りある化石燃料から得られるエネルギーを無駄なく活用できる「エコフィール」シリーズの普及拡大を推進していくとしている。

外部リンク

長府製作所 プレスリリース（PDF）
http://www.chofu.co.jp/products/new/pdf/20130805.pdf

長府製作所
http://www.chofu.co.jp/