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2013-08-26 14:00

太陽光発電

三菱商事が欧州で統括会社を設立、発電規模56MWの太陽光発電資産を取得

太陽光発電資産
フランスで2カ所の太陽光発電所に出資
三菱商事は8月19日、同社の保有する再生可能エネルギーを中心とする発電資産を、在英国100%子会社ダイアモンド・ジェネレーティング・ヨーロッパ社(Diamond Generating Europe、以下ダイアモンド社)に集約の上、ダイアモンド社を、欧州発電事業の統括会社と位置付け、フランスで新たに2ヶ所の太陽光発電資産を取得したと発表した。

新たに取得した太陽光発電資産は、発電規模合計で56MWの太陽光発電所で、約2万世帯の消費電力量に相当する。

三菱商事はこの2カ所の持分50%をEDFエネルジ・ヌーベル社から取得することで、同発電所をEDFエネルジ・ヌーベル社と共同で運営していく。

EDFエネルジ・ヌーベル社は欧州・北米に、再生可能エネルギーを中心として、約537万キロワットの発電資産を保有しており、陸上風力、太陽光発電に加え、洋上風力、海洋発電、バイオガス・バイオマス発電等も手掛けている。

発電規模は111MWに
2カ所の新たな太陽光発電所は、日仏の金融機関からなる融資団からプロジェクトコストの約8割につき融資を受けることになっており、今年1月から共同運営を開始した1件を含め、合計で3件、発電規模111MWに上る太陽光発電事業を、EDFエネルジ・ヌーベル社と組みフランスで推進している。

ダイアモンド社は、フランス・ポルトガル・イタリアでの太陽光発電事業、オランダでの洋上風力発電事業、フランスでの陸上風力発電事業、ヨルダンでの火力発電事業などの持分を保有し、欧州各国の有力パートナーと共に発電事業に取り組んでいる。

三菱商事は、経営戦略2015で、非資源分野では2020年頃に連結純利益の倍増を目指し、ダイアモンド社を通じて欧州地域における電力関連での事業機会の追求を行っていく。

外部リンク

三菱商事│ニュースリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/
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