2013-09-01 15:00
太陽光発電
パナソニックが「World Solar Challenge 2013」で東海大学のソーラーカーチームを支援

3連覇なるか
パナソニックは8月27日、世界最大級のソーラーカーレースである「World Solar Challenge 2013」において、東海大学のソーラーカーチームを技術支援することが決定したと発表した。同大会は、2013年10月6日(日)~13日(日)の8日間オーストラリアで開催され、北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3,021kmをソーラーカーで縦断しタイムを競うもの。
1987年から開催されており、大学や企業をはじめ世界中から多くのチームが参加している。
東海大学チームは2009年からパナソニックの支援を受け、これまで2009年、2011年大会を連覇し、今回のレースでは3連覇を目指している。
(画像はプレスリリースより)
ソーラーカーに適したシステム
パナソニックは、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を組み合わせた独自のハイブリッド構造を持つHIT太陽電池と、高容量リチウムイオン電池を提供する。World Solar Challengeでは、搭載可能な太陽電池面積が最大6平方メートルと限られており、オーストラリアの強い日射により太陽電池は高温になる。
HIT太陽電池は一般的な結晶シリコン系太陽電池と比較して、高温時での出力低下が少なく、発電効率が高いことから、ソーラーカーに最適な太陽電池。
また、リチウムイオン電池は高容量かつ軽量で、HIT太陽電池によって発電された電気をより多く充電し、曇天など日照量が少ない場合においても長時間走行を可能にする。
東海大学チームのソーラーカーは、「国際自動車連盟(FIA)公認の代替燃料車による世界最長の自動車レース」でも優勝している。
外部リンク
パナソニック│プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/
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