2012-10-09 15:00
電気自動車
三菱のPV・EV連携HEMSがCEATEC AWARD受賞

エネルギーの課題を見通す
10月2~6日、幕張メッセで行われたアジア最大級の家電・情報通信見本市「CEATEC JAPAN 2012」で、三菱電機の太陽光発電(PV)と電気自動車(EV)の連携による「PV・EV連携HEMS」が多分野のプロダクツやシステムのスマート化を支えるスマート・キーテクノロジ部門において、準グランプリに輝いた。センサーやITの技術を活用して、住宅のエネルギー管理、「省エネ」を行うHEMSはスマートハウス等に活用されているが、電気自動車を使ったHEMSについては、家庭向けのトータルシステムとしての完成度が高く、現代の大きな課題であるエネルギー問題を見通す重要なシステムといえると評価された。
大容量蓄電池を搭載
CEATEC JAPANでは、太陽光発電と電気自動車を連携したHEMSとしてホンダのリーフと三菱のi-MiEVが展示され、蓄電容量は15kWh以上であるこの2種は大容量の蓄電池を搭載することで、1週間自立電源として利用が可能になる。一般家庭向けにも太陽光発電システムの導入が普及し、発電した電力を有効活用するため電気を貯めておく蓄電池のニーズが高まっている。
EVを蓄電池として利用することで、HEMSコントローラーが各家庭の生活パターンに合った充放電制御電力を行い、電力を有効活用できるだけでなく、災害時にも移動電源として利用することも可能になる。
定置用のリチウムイオン蓄電池や停電時に自立電源となるコージェネなどエネルギーを活かすシステムが続々と登場する中で、EVもまたその機能性を高めている。
外部リンク
CEATEC AWARD 2012 スマート・キーテクノロジ部門
http://www.ceatec.com/2012/ja/
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