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2012-10-25 14:10

エコ

世界最長のローダーブレードの運行開始 サッカー場2.5個分の広さ

B75
世界最長ローダーブレード
Siemens社は、世界最長のローダーブレードを有する風力発電機の運行を開始したことを発表した。

同社のローダーブレード、B75は、ブレードの全長が75m、ローダーの直径は154mとなっている。サッカー場の2.5個分の広さに相当する面積だ。

同ローダーブレードは、デンマーク国内の発電所にある6MWのタービン、SWT-6.0-154に設置され、10月6日に運行を開始した。仏紙Enerzineが報じた。
英国に300基
Siemens社の技術責任者であるHenrik Stiesdal氏は、
実際のコンディションのもとで、154mのローダーブレードを設置した6MWのタービンの稼働に成功したことで、今後の技術開発にむけた大きな一歩を踏み出せた

と述べ、SWT-6.0-154が、30年間風力発電プラントの製造を行ってきたSiemens社の努力の結晶であり、未来へのステップとなることを強調した。

また同社によると、同ローダーブレードは従来のタイプより20%重量を削減した軽量設計となっており、羽根を支える基礎構造の負担を軽減し、風力発電機の低価格化につとめたという。

Siemens社は、デンマークの電力会社であるDONG Energyと提携し、英国の海岸沖にB75を有する300基の風力発電機を設置する予定となっている。

外部リンク

Siemens社 公式サイト
http://www.energy.siemens.com/entry/energy/hq/en/

世界最長のローダーブレードを有する風力発電機 Enerzine
http://www.enerzine.com/3/14631
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