2012-11-08 14:00
太陽光発電
国内6カ所で40MW、JFEエンジニアリングが太陽光発電事業に本格参入

一般家庭約1万700世帯分
JFEエンジニアリングは2日、太陽光発電事業に本格参入し国内6カ所に大規模太陽光発電所の建設を行うと発表した。同社はこれまでも顧客に対して発電所建設のエンジニアリングを提供し、電力確保のニーズに応えてきた。
今回、電力供給事業に乗り出し設備容量の合計が40MWとなる太陽光発電所をJFEグループの遊休地などに建設する。
建設には同社の所有する三重県津市、静岡県静岡市、宮城県多賀城市の3カ所に加え、グループのJFEスチールが持つ岡山県倉敷市、栃木県芳賀町の遊休地と地元地権者が保有する北海道釧路市が選ばれた。
6カ所すべての年間発電電力量は、一般家庭約1万700世帯分の年間消費電力量に相当する約3900万kWhとなる。
各地域へ全量売電
発電所の完成後は、各地域の電力会社に全量を売電する予定で、2013年7月から2015年1月の間に順次発電所を稼働する予定。発電所全てか稼働すれば、年間1万8500tのCO2排出削減効果が見込まれている。
また、同グループは従来の太陽光発電プラントの建設においても来年度までに計約200MW、数十カ所の受注も計画し電力会社との契約協議を進めている。
同グループは、今後も太陽光だけでなく地熱やバイオマス等の再生可能エネルギーの普及に取り組んでいく方針。
外部リンク
JFEエンジニアリング│ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2012
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