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2012-11-22 14:00

太陽光発電

大学生開発のソーラーカーがフォーミュラ・サン・グランプリ出場へ

最後のソーラーカー・レース
米国カリフォルニア大学バークレー校の生徒らで設計・製作したソーラーカー「インパルス」が、2013年フォーミュラ・サン・グランプリ(FSGP)へ出場することが決定した。



「インパルス」は、米国カリフォルニア大学バークレー校コンピュータ・サイエンス専攻の生徒らによって構成される「CalSol」が開発したソーラーカー。リッチモンドの北東部に位置する研究施設で約2年を費やして設計・製作された。

昨年オーストラリアで開催されたソーラーカー・レース「World Solar Challenge 2013」では36チーム中20位だったが、今回ニューヨークで開催された1600マイルレース「American Solar Challenge」では4位に入賞した。来年のFSGPが最後のレース出場となるという。

未来の車を目指して
高さが1メートルにも満たない「インパルス」は、ドイツから輸入した特注のタイヤ以外は全て「CalSol」によってゼロから製造された。車体のほとんどは太陽光パネルで占められ、風圧抵抗を減らすために3輪設計となっている。燃費が良くなったことでレースでの成果をあげた。

これまでに多くの改良を重ね、世界中のソーラーカーと対戦してきた「インパルス」の存在は、バークレー校の生徒だけでなく地元住民の誇りとなった。

リッチモンドの住人の一人はこう話す。
(インパルスは)スピードは出ないかもしれない。だが、最初の車は馬より遅かったんだ。



外部リンク

CALSOLホームページ
http://calsol.berkeley.edu/index.php

Formula Sun Grand Prix (FSGP)
http://americansolarchallenge.org/

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