• TOP
  • >
  • 太陽光発電
  • >
  • 【IRENA最新報告書】再生可能エネルギーコスト減少続く
2012-11-21 12:00

太陽光発電

【IRENA最新報告書】再生可能エネルギーコスト減少続く

再生可能エネルギー
再生可能エネルギーが最安値に
国際再生可能エネルギー機関(International Renewable Energy Agency、通称IRENA)は18日、途上国等で送電網が未整備の場合、再生可能エネルギーの利用が最も費用対効果が高くなることを、最新の報告書で明らかにした。

なおIRENAの試算によると、再生可能エネルギーを利用した発電方法のうち、現在世界最大の供給源である水力発電が最も低コストとなる。


太陽光発電コストは1米ドル当たり0.16/kWhに
経済協力開発機構(OECD)加盟国では、化石燃料による電力の価格は、輸送・供給コストを除き一般的に1米ドル当たり 約0.06~0.12/kWhとされる。一方バイオマス発電は0.06/kWh~、集光型太陽熱発電は0.14/kWh~、風力発電は 0.04/kWh~となった。

また近年急速に発展している太陽光発電については、世界各地で家庭向け電気料金の削減に成功し、コストは一般的に1米ドル当たり0.16~0.36/kWhとされる。

今後も更なるコスト削減へ
再生可能エネルギーは、太陽光や風力発電等の設置に適した地域にとって電力供給拡大への最小コストの選択肢となった。

IRENAのイノベーション・ディレクター、Dolf Gielenはこう話す。

再生可能革命は進行中だ。いま着実に、あるいは劇的に、再生可能エネルギーによる電力コストは下降している。今後、増加する電力需要の解決方法として最も安価な選択肢となるだろう。

補助金も必要ない。それは健康的で、環境にも優しい。再生可能エネルギーの将来は確実に利益をもたらす。今後も更なる大幅なコスト削減が可能となるだろう。



外部リンク

IRENA ホームページ
http://www.irena.org/home/index.aspx?PriMenuID=12&mnu=Pri
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook