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2012-11-26 11:00
その他
京セラ子会社などが食肉センター敷地にメガソーラー設置、初期投資なしの新スキームも

食肉センターの土地を有効活用
京セラ子会社の京セラソーラーコーポレーション(KSC)とエナジーバンクジャパン(EBJ)は21日、滋賀食肉公社と滋賀食肉センター内に約2000kWの太陽光発電設備を設置すると発表した。この事業は滋賀食肉公社が食肉センター内にある未利用の土地を有効活用するため、今年9月に公募を行い、太陽光発電施設の設置および運営管理を行う事業者としてEBJとKSCが採択を受けたもの。
来年10月に竣工し、11月までに売電を開始する予定で、電力会社との売電契約はEBJが締結し、この収益から滋賀食肉公社に土地の賃借料などを支払う。
停電時の非常用電源に
EBJは大阪ガスの子会社であり、大阪ガスは顧客先に省エネルギー設備を持ち込み、熱や電力などのエネルギーを供給することで販売したエネルギーの量によって顧客から料金を受け取る「ECOWAVE」というスキームを持っている。EBJは「ECOWAVE」を太陽光発電設備に適用した「SOLAR-ECOWAVE」を利用して顧客の土地に太陽光発電設備を設置する。
今回は京セラの子会社で、国内の太陽光発電システムの販売・施工・保守・メンテナンスを行うKSCと共同で事業を行うことで、滋賀食肉公社は初期投資ゼロで設備を導入し、事業用地を提供、発電設備の保安・管理業務を行うことができる。
完成後は一般家庭約550世帯分の年間電力消費量に相当する年間発電量は約200万kWhを見込んでおり、停電時に非常用電源として地域住民が利用できるようにする予定もある。
KSCは環境意識の向上を目的とした近隣小学校への環境事業も行う。
外部リンク
http://www.kyocera.co.jp/news/2012
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