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2012-12-12 13:00

エコ

ローソンが電気使用量を大幅に削減した省エネ実験店舗をオープン

コンビニ
環境配慮設備に省エネ建築
ローソンは店舗全体の電気使用量を対2010年度比で約30%削減できる省エネルギー実験店舗を7日、神奈川県海老名市にオープンした。

実験店舗であるローソン海老名上今泉二丁目店には、年間約18,000kWの太陽光発電システムを設置し、屋根に直接日光があたるのを遮り空調の負担を軽減する。

自然光取り入れ窓を使って採光と換気を効率よく行う。

また、地中熱を活用した冷暖房システムを採用し地下水の熱を金属パネルに伝導させ天井ルーバーで効率的に放射し、室温を調節する。

舗装下に地下水を浸透散水することで蒸発気化で温度を下げヒートアイランド対策を行う。

建築構造を最大活用し、外壁やガラスにも断熱性能が高いものを使用、従来より鉄骨量を30%削減したプレハブ工法で廃材をゼロ化、工期短縮で使用電力も削減した。

店内で使用する冷蔵ケースもCO2冷媒を用いてエネルギーの高効率化とノンフロン化を図り、排熱も夏は店外へ冬は店内に循環し空調負荷を低減する。

使用する電力についても人工知能システムを使ってセンサーで内外環境に合わせた機器の自動制御を行い、エネルギーを効率的に活用する。

過去最大の削減率
ローソンでは2008年5月から東京大学生産技術研究所と共同で省エネ店舗の実験を行っており、今回の実験店舗では共同開発した最新の環境配慮設備を導入し、電気使用量の削減率は過去最大となった。

今回の実験データを他の店舗への導入や新規店舗開発に活かし、さらなる省エネを目指す。

外部リンク

ローソン│ニュースリリース
http://www.lawson.co.jp/company/news/069755/
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