2012-12-31 12:00
太陽光発電
南相馬の復興拠点「南相馬ソーラー・アグリパーク」が着工

ソーラー×農業
南相馬市は26日、太陽光発電と水耕栽培を行う植物工場を併設した「南相馬ソーラー・アグリパーク」が21日着工したと発表した。この施設は市が復興拠点として広さ約2.4haの津波被災地に開発を進めているもので、完成は来年の3月を予定している。
市はこの施設を前進する南相馬のシンボルとして、風評被害を克服し、農業・工業・観光業の復活、雇用の創出、ひいては福島全体の復興に貢献したい考えだ。
閉鎖型エアドームで水耕栽培
植物工場では太陽光発電所の電力を利用し、直径約30m・高さ約6.5mのエアドーム型植物工場2棟を使って閉鎖されたドームの中で土を使わず水耕栽培でリーフレタスなどの葉物野菜を生産する。植物工場は地元の農業法人泉ニューワールドが運営し、生産されたレタスはヨークベニマルが全量を仕入れる予定となっている。
植物工場へ送られる電気は約100kWで、残りの400kWについては固定買取制度を利用して電力会社に販売する。
施設には500kWの太陽光発電施設にとも植物工場の他にも、子どもたちの成長支援のための体験学習を行う体験ゾーンを設置する。
外部リンク
南相馬市│ から「南相馬ソーラー・アグリパーク」の建設着工について
http://www.city.minamisoma.lg.jp/
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