2013-01-16 18:00
太陽光発電
福島復興、南相馬ソーラー・アグリパークで体験学習施設の開講が決定

キッザニアの運営が支援
福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会は10日、南相馬市との連携のもと、「南相馬ソーラー・アグリパーク」内の太陽光発電と植物工場を活用した職業体験を通じて、子どもたちの成長を支援する体験学習プログラム「グリーンアカデミー」の開講を決定したと発表した。東日本大震災の復興支援に取り組む三菱商事復興支援財団と、子ども向け職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUPの支援を得て4月からプログラムを推進していく。
三菱商事復興支援財団は、被災地域における産業復興・雇用創出を支援する事業の一環として、福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会との間で基金拠出契約を締結し、3千万円の基金を提供し、運営基盤を支えている。
エネルギーと農業で職業体験
このプログラムは、南相馬市など福島県の復興を担う子どもたちが、太陽光発電所と植物工場での職業体験を行うもの。自然エネルギーによる発電の仕組みや電気自動車への蓄電、電気の上手な利用方法など学び、自然エネルギーを活用した植物工場で最先端の農業の現場に触れ、地元農業の未来を考えるきっかけの場とすることで、子どもたちの成長を継続的に支援することを目指している。
「南相馬ソーラー・アグリパーク」は南相馬市の「再生可能エネルギー推進ビジョン」の下、太陽光発電所・植物工場・体験学習の組み合わせによる地域循環のモデルとして昨年12月21日に建設着工、今年3月11日に完成が予定されている。
外部リンク
三菱商事│プレスルーム
http://www.mitsubishicorp.com/
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