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2013-02-05 14:00

その他

省エネが捗る?消費電力1/2の超ローパワーマイコン登場

ローパワーマイコン
省電力で長時間動作する機器に
ロームグループのラピスセミコンダクタは2013年1月31日、従来品に比べて消費電流を1/2に低減した超ローパワーマイコン「ML610Q474ファミリ」を開発したと発表した。

マイコンとは、マイクロコンピューターのことで、パソコンなどと違い、電子製品を制御するために使われるコンピューター。

パソコンが高い処理能力を要求されるのに対し、マイクロコンピューターは小型、安価、軽量、低消費電力、外部の回路を制御するモジュールの搭載が要求される。

同製品は、小型・小容量な電池でも長期間使用可能で、低消費電流でありながら高いノイズ耐性を実現した。

昨年11月からサンプル出荷(サンプル価格200円)を開始しており、今年3月から量産を開始する。

徹底的な低消費電流化
ボタン電池1個で数年の長時間安定動作が求められるような機器に使用される。

具体的には、ネットバンキングに必要なワンタイムパスワード生成のために用いられるセキュリティトークンや時計など電池駆動のアプリケーションのこと。

同社はこのようなニーズに対応するため、従来から徹底的に低消費電流化にこだわった。

さらに内部の回路やレイアウトの工夫により、高いノイズ耐性を確保することで、これらのアプリケーションの機能増加による消費電力の増大にも対応し、機器の安定した長時間動作を可能にした。

外部リンク

ラピスセミコンダクタ│ニュースリリース
http://www.lapis-semi.com/jp/
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