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東芝が21日に発表したところによると、同社は小型電動モビリティと電力供給装置の活用に関する社会実験の実施に向け、宮古島市とHONDAと協定を締結した。

社会実験においては、宮古島内の新たな移動手段として、小型電動モビリティや電力供給装置などの導入・活用・運用管理に関する情報収集を行い、それにより、宮古島市のエコアイランド化を進めたい考えだ。

東芝は、社会実験の実施に向け、三者間で以下の点について検討・協議するとしている。


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この社会実験において、東芝は島内に充電器を設置、充電に関する利便性や充電インフラについて調査・検証する。実験に使用される車両はHONDAの近距離移動用小型電動モビリティ。同車両のバッテリーには、東芝のリチウムイオン二次電池SCiBが使用される。

東芝の発表では、実験に使用される車両の具体的な名前は言及されていないが、HONDAは昨年11月に超小型EV（電気自動車）「マイクロコミュータープロトタイプ」を公開しており、2013年から実証実験を開始すると発表していた。

「マイクロコミュータープロトタイプ」は全長2.5mと小型ながら、ドライバーと子ども2名の乗車が可能。また、バッテリーやモーターなど必要な動力機能を完結させたプラットフォーム「Variable Design Platform」を採用している。このプラットフォームを採用することで、さまざまな用途やユーザーの要望に応じてボディや内装を開発・生産する自由度が従来よりも高くなる。

外部リンク

東芝：宮古島での小型電動モビリティ社会実験について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_02/

HONDA：超小型EV「マイクロコミュータープロトタイプ」を公開 ～2013年より「Variable Design Platform」を採用した車両で実証実験を開始～
http://www.honda.co.jp/news/2012/4121113.html

タイナビNEWS：Honda、超小型EVの実証実験開始　タブレットでメーター表示も
http://www.eco-front.com/news_aEiUfJMh5E.html